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唐々煙 『 Replica - レプリカ 』 第4巻

どうも最近の自分はモノの見方がひねくれてるというか、妙に素直じゃない物言いが多いような気がします。
どうして素直にストレートに面白かったー!感動したー!かっこいいー!って言えないのかな?
そんな自分を、ちょっと反省。
今日は大好きなモノをピュアな心でもって感じたままをストレートに吐露したいと思います。

ちなみに「とろしたい」と入力したら「トロ死体」と変換されました。
もしかしたら私の文章がひねくれてるのは、PCのせいなんじゃね?
いや、そんな風に育てちゃったのは私なんだけどもwww

という訳で、唐々煙さんの「Replica」第4巻。
以前、全3巻とご紹介(こちら)しましたが、あれはコミックブレイドでの連載分で、その後携帯の「コミックシーモア」で配信した全12話を集めたのが、この第4巻です。

そしてこれが本当の最終章。
3巻までの未消化な部分を拾いながらも語り過ぎず、それでいて最後はふわりと穏やかな希望で包んでみせる。こういう淡々とした語り口調の物語に私は本当に弱いです。
あ、もちろんその中に熱い想いが秘められてないとダメなんだけど(笑)
表紙も今までの思いきった配色と一線を画するモノトーンが、未来へと繋がる白紙のページを思わせる素敵なモノになってますね。
唐々煙さんの次回作、非常に期待しています。


Replica-レプリカ-(4) (BLADE COMICS)


Replica-レプリカ 1 (BLADE COMICS)Replica-レプリカ 2 (BLADE COMICS)Replica-レプリカ 3 (BLADE COMICS)



では、ネタバレを含む感想は追記から。






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天才発明家AAA(スリーエー)との戦いで壊れてしまった人形(ドール)達。
そんな彼等を取り戻す(作りなおす)かどうかで、揺れるCARDS(カーズ)のメンバー達。

人形と人間は違う。
人間が老いて死んでしまっても、人形はそのまま生き続けることになる。
半永久のモノを作るというのはそういうこと。それを彼等が望んでいるのか?
ましてや修復が叶っても記憶がどこまで残るかは未知数。最悪リセットされるかもしれない。
彼等に似た別の人形を、自分達は受け入れられるのか?
永遠のモノを作る勇気と覚悟、その重みを本当に理解しているのか?貫けるのか?

みなに問いかけたヴァリーの言葉に従って、1ヶ月の猶予期間を設けることになりました。
それでも彼等に会いたいと思うなら、またここへ戻ってこようと......

そんな皆の惑う心が理解できない卍は、「やろうとしていることが正しいとは限らない」それが怖くないのか?皆はお前とは違うのだと重ねて諭されて、ますます混乱してしまう。

「会いたい、約束を守りたい」卍のやりたい事は明快なのに、それが正しいかと聞かれるとわからなくなってしまう。正しいって何だ?自分のやってきたことは正しかったのか?それとも間違っていたのか?
答えの出ない問いと格闘しながら辿り着いたのは、彼が「殺人用心棒『赤狗』」と呼ばれるようになったある出来事の起こった場所でした。

当時、雇い主に従って、とある孤児院を訪れた卍。
孤児院の権利書を手に立ち退きを迫る雇い主は、子供達の皆殺しを卍に命じます。
そんな雇い主にキレた卍が、勢いに任せて雇い主とその配下を凹ってしまいました。
良かれと思ってやったつもりの卍でしたが、逆に孤児院の責任者にはなじられる羽目に。
決して暴力では解決しない、相手が権利書を持っている限りこの事で自分達の立場が悪くなるかもしれない、無責任に勝手な事をしないでくれと涙ながらに訴えられてしまいます。

悪気はなかったのに何故こうなる?
納得できないなりに、自分のせいで相手を困った立場に追い詰めてしまったらしいことを感じた卍は、誰にもナイショで孤児院の番犬になりました。
森に潜んで元雇い主の手下がやってくるたびに、殺さずに凹る。
そんなことを何度も何度も繰り返して、とうとう元雇い主から権利書を奪い取った卍。

「おれはこんなやり方しかできねぇ」

迷惑かけたと孤児院の責任者に権利書を手渡して立ち去った過去の自分。
「正しいってなんだ?自分のやったことは正しかったのか?」
昔の行いを思い出しながら自問するけれど、やはり答えはみつからない。
そんな自分の前に現れた孤児院の子供に「今、たのしいかよ?」と問う卍。
「まあそれなりに…」と答える子供。

楽しかったりそうでなかったり、そんなのいちいち考えてたらそれこそ楽しくない。
明日だって楽しいかどうかわからない、悩んでるだけ無駄だから。
それなら自分でなんとかしようかなって......

まるで仙人が化けてるんじゃね?って気がするほど達観した子供だな(笑)
だけど子供って余計なことに気を回さないから、直球で答えに行きつくのかもしれないですね。
その言葉に、卍はようやく自分らしさを取り戻せました。

なんとかしてやる、とりあえず前に進む。悩んで止まるなんてガラじゃない。
皆に会いたい、会わせてやりたい。そして何より約束を守りたい。
もし忘れてたなら思いださせてやる。それでもダメだったら一緒に考えてくれ。
自分は間違ってもきっとわからないから、その時はお前(カル)が止めろ。
そう、答えはとっくに出てる!

そうだよね~。この明快さが卍のよいところだもの♪
ってことで卍はたったの1日で戻ってきました。

ここまでが0&1話の「犬はあかく吠える~The dog barks in red 」。
後は、それぞれの人が過去を振り返り自分とパートナーだったドールの関係を再確認しながら、覚悟を固めていくお話が3つと、ゼンリとAAAと死んでしまった妹アリスの話。
そして最後に帰ってきたドールとその先の話。
おそらくコミックシーモアで配信されていた全ての話が収録されていると思います。

2話「わがままの居場所~Where abouts of selfishness 」シラヒメ&姫
3話「後悔と狼少年~Regret and wolf child 」ゼンリ&ニト
4話「答え~amswer 」サッツ&ヴァリー
5話「虚像ドリーマー~Virtual image dreamer 」ゼンリ&AAA&アリス
6話「最後の手紙~The last letter 」

結局、戻ってこなかったゼンリを除いて、無事に再生されて記憶も取り戻したドール達。
これまで流れた4年の月日がもたらした変化を目の当たりにして、歳を重ねていく彼等を見るたびにきっと自分が変わらない人形だと実感させられるに違いない。
「それが少しさみしいなんて贅沢な悩みだな」とつぶやくカルに、無理やり作ったことを後悔していないと答える卍。

「ただ、おまえが生きることにどうしようもなくなったら言えよ。おれが、ぶっ壊してやる」

静かに、だけどきっぱりと告げる卍。
辛いことも何もかも一緒に背負ってくれて、そんなイヤな損な役周りまで引き受けてくれるんだ?
卍のストレートさはカルだけじゃなく、皆をも救ってくれる気がするよ。
どうしようもなくなったら俺が何とかしてやるから、とりあえず全力で生きろよ、
なんてそんなこと言われたら惚れるだろ!(お前がなw)
きっとどうしようもなくなるのは卍が死んだその後なんだろうけど、それでもそんな事を言われたら、も~がんばるしかないだろ !! 生きてくしかないだろ !!!!

だけどそこに留まらず、「またな」と用心棒の流れ旅へと戻る卍。
ちょっとカッコよすぎない?あんなバカなのに(笑)
あ~ぁ、もっと卍の話が読みたいな。
用心棒しながら色んな所を旅して、そして時々ラトルパークに戻ってはバカ騒ぎして。
そんな風にずっと終わらない物語になるといい。



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